湧泉会の特徴

当会は、太極拳や八卦掌などの中国武術を専門に練習する場として、2003年より活動してまいりました。当ページでは、当会の【活動理念】や【名称の由来】、また当会の練習カリキュラムの特徴について紹介しております。

当会の活動理念

 

伝承・復元・発展


【伝 承】正しく伝え、正しく学ぶ。太極拳の技術を段階的に正しく学んでいきます。

【復 元】先達の動きを復元し、習得する。太極拳では、なぜあのようなゆっくりとした動きを学んでいくのでしょう?それには様々な理由があります。太極拳の本質を理解していくためには、それらの理由を明確にし、先人達の遺した理論と動きを習得していく必要があります。

【発 展】当会の学習で得た経験を基に各自の社会生活や応用分野にて発展させる。

 

当会は上記の三大テーマを軸に活動しております。

湧泉会の名称の由来

 

思考・行動・創造


①思考するエネルギー

②行動するエネルギー

③創造するエネルギー

 

 当会では、太極拳の学習を通じて、いかに各自の人生に反映させていくかを考えています。太極拳の練習では、要訣(理論)や意念(イメージ)を学び、同時にそれを身体で表現していきます。

 

つまり、思考を思考だけで終わらせる事無く、身体を使って試行・実践・行動へと繋げて行くという事です。そして、行動する事で何かを創造していく。

 

そういった過程を各自の人生に活かして頂きたいと思っています。当会での学習を通じて、思考・行動・創造といったエネルギーが泉が湧き出るが如く、無から有へと生じていく事を目的に、湧泉会 と名付けられました。 

専門的に指導するとは?

 

当会は、太極拳や八卦掌を専門的に指導する教室と銘打っています。

 

では、専門的に指導するとはどういう事でしょうか?

 

もちろん高度な内容を専門的に指導するという意味もありますが、当会で最も重視している事は各自の適正に応じた指導を行うという事です。

 

一般的な太極拳の教室では、先生が前に立って模範を示し、生徒はそれを見様見真似でやっているという感じではないでしょうか。

 

確かに限られた時間内で大勢の人間を指導する場合や効率性を求めれば、そのような形になると思います。しかし、それでは各自の適正に応じた指導をする事は難しいと思います。

 

人間には個性があります。身長の高い方もいれば低い方もいます。太った方もいれば痩せている方もいるでしょう。そして当然、男女の違いもあります。

 

また身体的に何の問題もない方もいれば、腰痛や膝痛などの持病をお持ちの方もいます。更に人間には性格や身体的な癖といったものもあります。

 

私自身、中国武術を20年以上に亘って学び、また10年以上指導してきて改めて思う事は、そういった各自の状態を把握した上で各自の適性に応じた指導をしていかなければ、伝統の中国武術というものを習得させていく事は大変難しいという事です。

 

それ故、当会では体験時や入門時に面談を行い、各自の適性に応じた指導ができるよう、少人数制で段階的な指導を心掛けています。

〔学ぶからには本質を〕内功について

陳氏太極拳 閃通背
陳氏太極拳 閃通背

 太極拳と他の武道やスポーツ、健康法との最大の違いは何でしょう。

 

 もちろん各門派で様々な考え方があると思いますが、当会では太極拳を内功を用いた運動と考えています。内功が伴っていなければ、せっかく太極拳の型を覚えても、結局は外見だけという事になり、健康法としても武術としても本当の効果は得られないでしょうし、太極拳の本質を理解する事は難しいと思います。

 

 では、この内功とは何でしょうか?

 

 この内功というものについて、どう表現していくかは当会でも散々考慮して参りました。というのも各門派で様々な捉え方をしており、また伝承の過程においても本来は秘密裡に伝えられて来たため、気や勁といった神秘的な表現をされる事が多く、捉えどころの無い、何か得体の知れないもののようになっている気がします。

 

 それ故、これまでは当会でも、深骨格運動(身体のより深い部分から骨格を動かす運動)や身体圧(身体内面の感覚を基に全身の気血を凝縮して、重さあるいは圧力として使用する)といった造語を用いて内功について説明してきました。

 

 そして現在、当会では内功について、身体内面にからくりを作るという表現を用いています。

 

 からくりとは、からくり人形のからくりの事です。からくり人形は外見はただの人形ですが、内面はゼンマイを巻いて動力源としたり、その動力を基に様々なからくり(仕組み、機械)が組み立てられ、体や首の向きを変えたり、弓を引いて矢を放ったりします。

 

 古来から人類は、水車や風車など、自然に発生する動力を用いて、その動力を機械的に運用し、水を汲み上げたり粉を挽いたりしてきました。

 

 産業革命後は、それを更に発展させて蒸気機関やエンジンを開発し、現在では電気を動力源とした様々な機械が生活の中で用いられています。

 

 太極拳がなぜゆっくり動くのかは、身体内面に機械的な仕組みを作り、それを運用しているからです。それも機械のように一つの仕事だけをしている訳ではありません。上下前後左右といった様々な方向からの攻撃に対処できるような仕組みを作っているのです。

 

 具体的には、突くためには突くための仕組みを作り、劈(上から下へ切り落とす動作)には劈の仕組み、撩(下から上へ切り上げる動作)には撩の仕組み、また圏猿手や雲手などのように防御から攻撃へと転換する仕組みも作っていきます。

 

それ故、伝統の太極拳には数十種類に及ぶ技法が存在し、簡易的なものから難度の高い技法へと習得していくように練習体系がプログラムされています。

 

 当会はこれまでも、この内功をいかに身につけ、強化し、運用していくかを練習の最大のテーマにしてきました。当会で言う伝統とは、古流の型を学ぶという意味もありますが、一番重要な事は、先人達が工夫し構築してきたこの内功修練という独自の技術体系を学習者自身が身につけていく練習のシステムにあります。

 

太極拳 基本功
内功を用いた全身運動としての太極拳

 

〔伝統と工夫〕


 内家拳(太極拳や八卦掌の総称)を習得して行く上で、伝統の継承と修行者自身の工夫や努力は、車の両輪だと言えます。ここでいう工夫とは型を勝手に改変してしまうとか、動作を自己解釈で行ってしまうという意味ではなく、与えられた課題や注意点を学習者自身が客観的に認識し、自己の欠点を改善していくための作業を言います。

 

 内家拳は漫然と練習していても、その独特の姿勢や身体の動かし方を身に付けるのは難しく、やはり修行者自身が努力し深く探求していく姿勢が必要になってきます。

 

 内家拳を習得していく場合、内家拳独特の身体操作システムを構築していく段階や内家拳独特の力の出し方を学んでいく段階、そして実際の攻防技術を学ぶ段階などがありますが、練習の初期段階では、動作と技法が必ずしも一致しておらず、また初学者にはあえて意味が分らないようにされている場合もあります。

 

 しかし、初学の段階を乗り越え、実際の技法を学び、師の信用を得て口訣や要訣を知る事で、これらの段階は最終的に一つに繋がっていきます。

 

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〔伝統と習慣〕


 中国武術を学んで行く上で、もう一つ重要な事は、中国武術界独特の習慣や常識を知る事です。 せっかく良い先生と出会い入門を許可されても、この常識や習慣を知らないがために、結果として師の信用を得られず、途中の段階までしか学べない場合もあります。

 

 また中国武術は、長い時間をかけて習得していくものです。人生の中では、就職や結婚、転勤など様々な転機があります。そういった様々な生活の変化に対応しながら、いかに武術の練習を続けていくかも重要になってきます。

 

〔中国武術の学び方〕では、こういった常識や習慣を分かりやすく説明し、人生の転機にどう応じてくか、また自主練習のやり方なども紹介しています。

 

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太極拳 剣
太極刀
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 当会のこれまでの活動記録です。奉納演武大会、練習報告、特別講習、セミナーなどの模様を紹介しています。

 

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